大会長挨拶

中山 智祥
(日本大学医学部附属板橋病院 臨床検査医学科・遺伝相談室)


 皆様、こんにちは。第20回全国遺伝子医療部門連絡会議の大会長を務めます中山智祥と申します。この会議がスタートしてから20年が経ったということになります。この会議は学会とは異なり、皆様方各施設が抱える問題点を持ち寄って討議し、提言を作成するという非常に実地的な役割を担っています。私自身、初期から参加させていただき毎年楽しみにしている催しです。ただし、この3年間新型コロナウイルス感染症のため現地に集まるということが困難であり、開催形式に工夫が必要な状況が続いています。そこで今回は以下のようにして開催することにしました。

  1. 完全オンライン(web)開催とします。
  2. 他の学会大会の期間と切り離して開催します。
  3. 今まで2日間に渡って開催していましたが1日で完結します。
  4. 特別講演は後日オンデマンド配信を予定しております。
  5. ワークショップは今まで通り6つのテーマを用意し、十分に時間をとります。

 特別講演をお願いした福嶋義光先生、三戸芳子先生、ワークショップのコーディネーターを担っていただいた岡崎哲也先生、吉田玲子先生、真理谷奨先生、江花有亮先生、佐々木元子先生、甲畑宏子先生、石川亜貴先生、稲垣夏子先生、維持機関会員の皆様、他参加者の方、そして大会を支えてくださった株式会社成進社の方、休日にも拘わらず勤務していただいた私の施設の方々に心から御礼申し上げます。

 新しい試みが多く至らない点があるかと思いますが、webでつながった皆様が満足して大会を終えられるよう尽力致しますので、何卒宜しくお願い致します。